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アルプスを見て育ったしあわせな豚たち 南信州豚

南信州豚を使用した 炙り豚まん

東に南アルプス、西に中央アルプスを望む日本の田舎「南信州」。
四季の豊かな移ろいの中で育った幸せな豚たち。
ふるさとわくわく素材として採用させていただきました。
「炙り豚まん」は、この地で育った素材を最大限に引き出す調理法で、お客様にお召し上がりいただいております。きっと他では味わうことのできない至福のひとときをご堪能いただけます。
限られた量の滋味をぜひ一度、ご賞味ください。

開発室より

「ふるさとわくわく素材」を中心に据えた商品開発
テーマ:~南信州豚を生かす~
南信州豚の旨さを存分に感じて戴くにはどうしたらいいか

1.炙り(あぶり)=肉の旨みを引出すことへの挑戦
大量の肉を調理する段階で通常大量の肉汁が出ます。これは肉の"旨み"でありながら製造過程では邪魔になり通常捨ててしまいます。この旨みをなんとか肉に封じ込める方法はないか。試作研究を繰り返し「炙り(あぶり)」という手法にたどり着きました。表面だけをさっと特別な炙りを入れて中心部は生。それを間髪を入れず冷却をして熟成させる。大量生産ではけっしてまねの出来ない、炙りの香ばしさと肉の旨みを生かすオリジナル製法です。

2.肉の食感を生かすことへの挑戦
ふつうのミンチはやめよう。食感は弱いし、健康志向の点からもおもしろくない。手切り、スライス…思考錯誤の後、やっとのことでオリジナルの工具を特注し特別な太ミンチにたどりつきました。これにより角切りに近い食感や特性の肉が生まれます。

3.つなぎ成分なし、素材そのもの
機械で包む肉まんは、包餡する時に具材をかなりの力で圧縮しながら押し出す機構を使います。吸水剤(つなぎ)を使わない場合、その圧縮により肉汁や野菜の水分が大量にあふれ出して均質な包餡が困難です。これを防ぐために通常植物性たんぱくなど吸水剤を入れます。
弊社の肉まんは吸水剤を使いません。本物を作るため吸水材を使わずに、素材の旨みは素材に吸わせる独自手法を試作をくり返しながら見つけ出してきました。

4.保存料なし
弊社の得意分野、冷凍設備&技術をまんじゅうの製造過程の中に生かすことにより、保存料を使用せずに製品化することが出来ました。
又、工業用調味料も使わずにどこのご家庭にもある安心・安全な調味料でシンプルな味付けに徹することができました。何個食べても後味が口に残らない、上品でどこかなつかしい"母さんの味"です。

東山道とは

東山道は大宝元年(西暦701年)大和朝廷により、近江を起点に美濃(岐阜)信濃(長野)を経て、出羽(東北)へつながる千キロに及ぶ道としてつくられました。中でも長野・岐阜の県境にある神坂峠(現中央道恵那山トンネルの真上)は要衝であり、また通行困難な場所として知られ、古事記・日本書紀をはじめ多くの古文書にとりあげられてきました。 私たちはこの古代の道にちなみ、信州から東西のお客さまに向けて歓びを発信できることを願って、その屋号を『東山道』とさせていただいております。

わたくしたちの赤

ハナノキ(学名 Acer pycnanthum)カエデの仲間。長野県と岐阜県県境のみ(東山道の要衝神坂峠周辺)自生している日本の固有種。国の天然記念物。環境省のレッドブックでは絶滅危惧II類に。その紅葉は何にも代え難い美しさで一本いっぽんの環境により微妙に異なる色合いが、見る者を楽しませてくれます。
私たちはハナノキの自生地と東山道の要衝神坂峠が一致することから、その赤さと形を東山道のテーマカラー・モチーフとさせていただいております。

信州飯田 東山道